No.32(2019) p.22-28
特集Ⅱ第41回未来医学研究会大会
四診システムによる不定愁訴の診断と治療
横山 楓
慢性的な頭痛や倦怠感を覚え病院で検査してもらったが異常が見られない――そのような不定愁訴もしくは未病と呼ばれる症状は、医療機器が発達した2019年現在においても診断が難しく、複合的な問題を抱えている。患者の慢性的な体調不良、医療費の浪費の他、原因究明に時間がかかる(時に原因不明に終わる)不定愁訴は、医師や検査機器の時間を大幅に奪ってしまう。これらの問題を解決するため、本発表では、未病の概念を有し全人的診断を行う東洋医学的診断をベースとしたプライマリケアシステムMUSPS(むすぷす)を提案する。
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