2013年4月11日(木)に、東京都世田谷区のSeisen International Schoolにおけるイベント「Big Science Week」(4/8-12)の特別授業で松浦講師が講演されました。 登壇された松浦講師より実施後の感想を頂いたのでご紹介します。
東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 特任講師 松浦 勝久
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ご縁あって用賀にあるSeisen International Schoolで、日本でいうところの中2、高1,2の生徒さんに「Regenerative medicine for heart diseases」というタイトルで特別授業を行いました。出席した100人以上の生徒さんのほとんどが日本人ではない中で、幹細胞、心不全、マテリアル、再生医療、そして研究マインドについて時々笑いも交えつつ英語で授業するのは、中々準備は大変でしたが、普段の鍛錬のおかげか授業自体は、たくさん質問してくれて、みんな興味持って聞いてくれていたので、まずますだったのかなと思います。先生方も大変喜んでくださり、少しホッとしました。普段患者さんに平易な日本語で説明することは、至極当然のように行っていることですが、予備知識が少ない中高生に英語で平易に伝えることは、私にとっては大変良いトレーニングになりました。日本に限らず、これからの未来を支える子どもたちが将来に夢をもって生きていくために、医師、研究者として何を伝え、何を感じてほしいのか改めて考える機会ともなり、またその大切さを実感しました。このご縁を作ってくれた関係各位に感謝します。
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